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ロシアで列車、テロ

  1. 2007/08/14(火) 15:33:44|
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ロシア鉄道の発表によると、ロシア北西部のノブゴロド州マーラヤビシェラで13日午後9時40分(日本時間14日午前2時40分)ごろ、モスクワ発サンクトペテルブルク行きの旅客列車「ネフスキー急行」が脱線、約60人が負傷し、うち2人が重体となった。

現場に直径1メートル半の穴が開いているとの情報があり、インタファクス通信によると、運行するロシア鉄道は原因について「手製爆発装置によって線路が爆破されたため」と推定、検察当局はテロ事件と断定し、捜査を開始した。

同路線は、ロシアの首都モスクワと第2の都市サンクトペテルブルクを結ぶ最も重要な幹線。事故を受け運行はストップした。

在ロシア日本大使館は、ロシア鉄道側から日本人を含む外国人乗客はいなかったと報告を受けたことを明らかにした。

ロシア鉄道によると、切符の発売数から列車には約230人の乗客と約20人の乗務員がいたとみられる。機関車を含む計13両が脱線したという。

インタファクス通信によると、列車の乗務員らが脱線の直前、大きな音を聞いていた。ロシアでは、チェチェン独立派によるテロがたびたび起きているが、関連は不明。

ロシア鉄道
1830年代初頭、ロシアの発明家として名高いチェレパーノフ(Cherepanov)父子がロシアで最初の蒸気機関車を作ることに成功した。これが契機となって1837年ロシアで最初の鉄道がサンクト・ペテルブルクからツァールスコエ・セロー(現在のプーシキン市)の間に敷設された。さらにロシア帝国政府内にも鉄道敷設を担当する官庁として1842年鉄道省(後の通信省)が創設された。1842年から1851年にかけて二大帝都であるペテルブルク、モスクワ間を結ぶ鉄道が建設され完成を見ている。

1860年代から1870年代にかけて、初代鉄道相パーヴェル・メリニコフは、ヨーロッパにおけるロシア国内の鉄道輸送網を拡大する上で重要な役割を演じた。1891年から1916年にはシベリア鉄道が着工、完成し、モスクワひいてはヨーロッパ・ロシアと極東地方、モンゴル、中国、を結ぶ一大鉄道網が完成した。しかし、第一次世界大戦とそれに続くロシア内戦によって鉄道路線の約60パーセント以上と車両および機関車の80パーセント以上が破壊され、大打撃を蒙った。

ソビエト政権が樹立すると、交通担当人民委員部が設立され、1940年までに鉄道ネットワークを全長10万6100キロメートルにまで拡大した。第二次世界大戦で独ソ戦が開始されると、ソ連の鉄道輸送網は、戦争遂行に不可欠な役割を果たすこととなった。ナチス・ドイツの侵攻からウラル地方へと工業、労働者、住民を疎開させ、ソ連軍の将兵や軍需物資を前線へと輸送した。

戦後、ソ連の鉄道輸送網は再建され、バイカル・アムール鉄道(バム鉄道)の建設などによって総延長14万5000キロメートルにまで拡大した。しかし、ブレジネフ時代の「停滞の時代」によって設備、輸送ダイヤなどは問題が顕在化し、ペレストロイカによる経済混乱が追い討ちを掛けた。そこにソ連崩壊によってソ連の鉄道輸送網は各共和国ごとに解体を余儀なくされた。

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